ママ記事 : 兄弟間トラブル、どうしてる?
我が家には、6歳長男、4歳次男、2歳長女の、3人の子供がいます。
誕生月も上から4月、4月、5月生まれなので、丸々2歳ずつ差になります。
そんな子供たちですが、やはり1日数回にわたりケンカを繰り返します。
今回はその対処法(完全にうちがやってるだけのやり方です)を書きたいと思います。
【予防法】
①「お兄ちゃんだから…」という言葉は使わない
私は、
「お兄ちゃんなんだから譲ってあげなさい」
と言って、おもちゃや順番を譲らせることは、まずありません。
兄弟間では、年が上だろうが下だろうが、順番を必ず守らせています。
たとえ、1番下が、1番上の子のおもちゃを欲しがっても、必ず待たせます。
「お兄ちゃん」という肩書きを背負わせてしまったのは、こちらの勝手です。
「お兄ちゃんなんだから」という変な理由付けで、兄に生まれたことを悪く思わせたくありません。
だから、順番は年齢関係なく守らせます。
ただし、例外もあります。
それは、公共の場で遊ぶときです。
公共施設は異年齢の子供たちが多数遊んでいます。
そこでは、必ず
「自分より小さい子に譲る」
と教えています。
このときも、年齢的に年上、年下という話はしますが、「お兄ちゃんだから」は使いません。
逆に、子供たちより大きい子に何かされていたら、必ず守ります。(もちろん最初は静観しています)
些細なことですが、大事なことだと思っています。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」を使わないことで、年上に生まれたことを悪く思わせないようにしましょう。
②暴力などには厳しく対処
おにぎり家では、
1.意地悪をしない
2.命に関わる危ないことはしない
3.嘘をつかない(場合による)
を言い聞かせています。
破った場合は…それはそれはもう、あり得ないパワーで怒ります。
これは、他人同士はもちろん、兄弟間でも認めていません。
兄弟間では、年上年下関係なく怒ります。
特に暴力には厳しく対処します。例え兄弟であっても、絶対に許さないという姿勢を見せるのです。
そして、ここからが大事。
これらは、他者との関係でももちろん認めないし、厳しくしますが、逆に、知らない子に同じことをされたら全力で守ります。
子供たちより年上の子に意地悪をされて、困っているようなら救いの手を差し伸べます。
こうすることで、
「人を傷つけたらめちゃくちゃ怒られるけど、逆の場合は守ってくれる」
という考えが植え付けられるのです。
③優しい行いは、めちゃくちゃ褒める
何かを譲る、お手伝いする、誰かを助ける、など、優しい行動が見られたら、必ず褒めます。
「ママ嬉しい!」と褒めまくります。
パパにも必ず報告して、褒めてもらいます。
怒ることだけに意識を向けるのではなく、褒めにも全力で対応しましょう。
【対処法】
【予防法】は、とにかく常日頃から言い聞かせていますが、もちろんどうしても兄弟間トラブルは起きてしまいます。
その場合は、以下の手順を踏みます。
①見守る
本当に嫌がっているのか、困っているのか、見極めます。
やられている子供の目線がこちらを向き始めたら「助けて」のサインです。
②注意する
「やめなさい」というようなことを注意します。
繰り返すようなら、3回注意した時点で「次はめちゃくちゃ怒るよ」と予告します。
③家事などをしている手を止めて、近くまでいき、目を見て話す
それでもやめなさい場合は、しゃがんで同じ目線になり、めちゃくちゃ怒ります。
それはもう、感情的です。笑
落ち着いたら、ゆっくり話します。
目を見て、何故いけないのか、しっかり話します。
何かをしながらはダメです。
ここぞ、というときには必ず手を止めて話をします。
そして、理解してくれたら、ぎゅー、っと抱きしめてあげます。
(例外)
暴力は一発アウトです。
【おわりに】
ここまでご紹介したのは、あくまでも、おにぎり家のやり方の話です。
よく育児書などにも書いてある内容ですが、それをパワーアップさせた感じです。
おかげ様で、外では大きなトラブルはほとんど起こしたことはありません。
飴とムチ、じゃないですが、怒りと褒めを効果的に使っていくことが大事かな、と思います。
…と、ここまで立派っぽく書き連ねましたが、私も人間です。
冷静に話ができないこともあれば、一日中怒りっぱなしの日もあります。(ちなみに今は、末娘に手を焼いています)うーん、というか、怒らない日はないです 笑
イライラが止まらないんだもーん!一日中言葉が通じない子供の相手するの、大変ですよ。
親だって人間ですもん 笑。
私のやり方だって、選択肢の一つ。
皆さんがいろんな情報の中で取捨選択すれば良いと思います。
ただ、情報に踊らされすぎることのないように。
おにぎり家の話、気になりましたら、ツイッターなどでまたお声掛けください^_^