おにぎり家の教育🍙

「元教師」のおにぎりママのブログです♪

おにぎり家の子育て

「こどもを褒めて伸ばす」

 

近年、本当によく聞く言葉です。

褒めて伸ばす…大賛成です。でも、この言葉に縛られ過ぎて、子育てに疲れてしまってるママたちが増えているような気がします。

 

「叱る」と「褒める」について、普段から思っていることをまとめてみました。

 

【叱らない、ということ】

我が家は、私、パパ共に実家が遠方(私は新幹線と特急を乗り継いで5時間半、パパは車で2時間)なので、子どもを一緒に遊ばせる友達がいませんでした。そのため、地域の子育て支援センターには随分とお世話になりました。

 

そういう場に出かけると、いろいろなお友達とのトラブルに悩まされることが多くなってきます。

 

トラブル発生時、自分の子供に非がある場合のママたちの様子を見ていると、

 

①子どもを叱る親
 
②子どもを叱らない親

 

2通りに別れます。(当たり前ですよね 笑)

 

皆さんはどちらですか?

 

私は圧倒的に①です。

 

自分の子どもに非があれば、叱ります。

 

ところが、最近の

 

「褒めて伸ばす子育て」

 

の「褒める」の部分だけが一人歩きをして、叱らなくなった人たちが増えているような気がしているのです。

 

「どうして叩いちゃったの?」

「どうしてお友達のものを取っちゃったの?」

 

子どもの意見をまず聞く、という人が増えたような。

 

もちろん子どもの意見を聞くことはとっても重要です。

ただ、公共の場には、公共の場のルールがあります。お友達を傷つけたり、嫌な思いをさせてしまった場合は、まず謝らせる(我が家は3歳を過ぎたら自分の口で謝らせます。どうしても謝れない場合は、親が代わりにしっかり謝罪します。もちろん親も一緒に付いて謝ります)ことが大切ではないでしょうか?

 

そして、そのあとでじっくり話を聞きます。その上で、本人が納得していないことがあれば「そっか、本当はそうしたかったんだね」と共感してあげます。

 

他者との関わりが強い公共の場では、まず、他者を大切にすることを教えるのが大切だと思うのです。

 

少なくとも、おにぎり家ではそういう思いを大切にして、子どもたちを育てています。

 

 

【結局、叱らない方がいいの?叱った方がいいの?】

 

ここまで書いてきたことは、あくまでも我が家の教育の話。

 

とは言え、自尊心を損なわないように子育てをしていく、という子育て論が主流になっている今、自分の感情と葛藤している人たちは多いのではないでしょうか。

 

私の場合は、もう完全に吹っ切れて、割と叱ることが多いと思っています。ちょっと悩みですが…。

 

皆さんはどうですか?

 

結局、どっちがいいかなんて、結論は出ないと思うのです。

 

ただ、うちのパパが言っていた言葉で、すごく印象的、というかすごく腑に落ちた言葉があります。

 

「1番良くないのは、自分が納得できないやり方をしていることだよ。叱らなきゃいけないと思う場面があるのに、『絶対叱っちゃダメだ』と自分に言い聞かせて、子どもの意見を聞くことに徹することや、叱っていることが良くないと思っているのにそれをやり過ぎていること。自分が本当に大切だと思ってやってるなら、子どもには必ず伝わるよ」

 

と。

 

私はこの言葉に救われました。

 

私は、やはり

 

①人を傷つけること

②意地悪をすること

(③人に迷惑をかけること)

 

に関しては厳しくしなければいけないと思っているのですが、(③に関しては、思いは弱いですが)、「𠮟らない子育て」という響きに縛られて、自己嫌悪に陥る日々が続いていたからです。

 

パパに言ってもらってから、自分の子育てには信念を持ってやろうと思うことが出来るようになった気がしてます。

 

【最後に】

…とは言え、叱った後は、やっぱりへこみます。

 

そんな時に、またまたパパがこんなことを言ってました。

 

「子どもは、2種類の器を持ってると思う。

 

1つは『叱られる器』。この器はめっちゃめっちゃデカイ。いっぱいになるまでに時間がかかる。

 

もう1つは『褒められる器』。この器はめっちゃ小さい。だから、すぐ溢れてくる。

 

つまり、子どもは叱られても叱られても、器がいっぱいになるまでは自尊心が酷く傷つけられることは少ない。

 

逆に、1個をめいっぱい褒められれば、自尊心がめっちゃ育つ。

 

ちょっと叱っちゃっても、その後のいい行いを褒めてあげれば、子どもは叱られたことなんて忘れちゃうよ」

 

と。

 

この意見が正しいかどうかなんて、全くわかりません。

専門家からしたら「間違いを言ってんじゃない!」と思うのかもしれない。

 

でも、私はパパのこの一言に救われたのです。そしてそれからは実践するようにしています。

 

私の性格上、叱ってしまうことが多くて、悩むこともありますが、いいことを見つけたら、めっちゃめっちゃ褒めます。

 

近くにパパがいれば、

「ちょっと!◯◯がすごくいいことしてるよ!」

と、パパを巻き込んでめっちゃ褒めてもらいます。

 

すると、子どもはめっちゃ嬉しそうな顔をします。

 

 

子育ては難しいです。思ってたのと全然違います 笑

 

長男の幼稚園の先生に聞いても、

「仕事と自分の子育ては全然違うよー!子育てはやっぱり難しい!」

って仰ってました。

 

プロの幼稚園の先生、保育士さんでもそう思うんだもん、仕方ないよね、って思えるようになりました。

 

 

繰り返しますが、あくまでもおにぎり家のやり方です。正しいか正しくないかなんて、よくわかりません。

 

でもこの記事が、悩んでる子育て世代に少しでも伝わればいいなー、って思います(^^)

 

また今日から頑張りましょうー♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪